宅建試験 権利関係法令レジュメ 体系番号13 その2
●取消しと177条 (権P50)
【K540】①Bが詐欺、②A→B売買、③B→C売買、④Aが取消しの場合のA・C間の関係は…
「取消前の第三者」
・Cの善悪で判断され、登記は関係ない
・Cが善意の場合、AはCに対し、取消しを対抗できない
・Cが悪意の場合、AはCに対し、取消しを対抗できる
【K541】①Bが詐欺、②A→B売買、③Aが取消し、④B→C売買の場合のA・C間の関係は…
「取消後の第三者」
・登記の先後で決着
・AはCに対し、CはAに対し、登記がなければ対抗できない
●解除と177条 (権P50)
【K542】①A→B売買、②B→C売買、③AがA→Bを解除の場合のA・C間の関係は…
「解除前の第三者」
・Aが解除権を行使すると、Bは原状回復義務を負うが、第三者の権利を害せない
・AはCに対し、解除の効果を対抗できない
【K543】目的物が不動産の場合でも、「解除前の第三者C」は保護されるのか…
・不動産の場合は第三者Cが保護されるためには登記が必要
・「解除前の第三者C」の登記の有無で決着
【K544】①A→B売買、②AがA→Bを解除、③B→C売買の場合のA・C間の関係は…
「解除後の第三者」
・登記の先後で決着
・AはCに対し、CはAに対し、登記がなければ対抗できない
●共同相続の持分と177条 (権P51)
【K545】①Aの不動産をBとCが共同相続、②CがBに無断でC単独名義の登記、③C→D全部譲渡の場合のB・D間のBの持分についての関係は…
・Cは、Bの持分については無権利者なので、譲受人DもBの持分については無権利者となる
・Bは、自己の持分について、登記なくしてDに対抗できる
●遺産分割と177条 (権P51)
【K546】①Aの不動産をBとCが共同相続、②C持分をC→D売買、③遺産分割協議によりC持分がC→B移転の場合のB・D間のBの持分についての関係は…
「遺産分割前の第三者」
・遺産分割は相続開始のときに遡って効力を生じるが、第三者の権利を害せない
・BはDに対抗できない
【K547】目的物が不動産の場合でも、「遺産分割前の第三者C」は保護されるのか…
・不動産の場合は第三者Cが保護されるためには登記が必要
・「遺産分割前の第三者C」の登記の有無で決着
【K548】①Aの不動産をBとCが共同相続、②遺産分割協議によりC持分がC→B移転、③C持分をC→D売買の場合のB・D間のCの持分についての関係は…
「遺産分割後の第三者」
・登記の先後で決着
・Cの持分について、DはBに、BはDに対し、登記がなければ対抗できない
●相続放棄と177条 (権P51)
【K549】①Aの不動産をBとCが共同相続、②Cが相続放棄(C→B移転)、③C持分をC→D売買の場合のB・D間のBの持分についての関係は…
・Bは、Cの持分について、登記なくしてDに対抗できる
●取得時効と177条 (権P52)
【K550】①Aの土地をBが占有開始、②時効完成、③Bが時効を援用の場合B・A間の関係は…
「時効完成時の当事者」
・時効完成時においてAは当事者、当事者は「第三者」に該当しない
・BはAに対して、登記なくして所有権を対抗できる
【K551】①Aの土地をBが占有開始、②A→C譲渡、③時効完成、④Bが時効を援用の場合B・C間の関係は…
「時効完成前の第三者」
・時効完成時においてCは当事者、当事者は「第三者」に該当しない
・BはCに対して、登記なくして所有権を対抗できる
【K552】①Aの土地をBが占有開始、②時効完成、③A→C譲渡、④Bが時効を援用の場合B・C間の関係は…
「時効完成後の第三者」
・時効完成時においてCは「第三者」に該当する
・登記の先後で決着
・BはCに対し、CはBに対し、登記がなければ対抗できない
【K553】取得時効と177条の事例に関して、「第三者」に該当するか否かの判断基準は…
・時効完成時(時効期間経過時)の所有者か否かで、「第三者」に該当するか否かを判断する
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