宅建試験 権利関係法令レジュメ 体系番号12 その2
宅建試験 権利関係法令レジュメ 体系番号12 その2
●取消しと177条 (権p46 12-2)
#017 (1)Bが詐欺、(2)A→B売買、(3)B→C売買、(4)Aが取消しの場合のA・C間の関係は…
「取消前の第三者」
・Cの善悪で判断され、登記は関係ない
・Cが善意の場合、AはCに対し、取消しを対抗できない
・Cが悪意の場合、AはCに対し、取消しを対抗できる
*強迫・制限行為能力者の場合は、善・悪を問わず取消しを対抗できる
#018 (1)Bが詐欺、(2)A→B売買、(3)Aが取消し、(4)B→C売買の場合のA・C間の関係は…
「取消後の第三者」
・登記の先後で決着 ・AはCに対し、CはAに対し、登記がなければ対抗できない
●解除と177条 (権P46 12-3)
#019 (1)A→B売買、(2)B→C売買、(3)AがA→Bを解除の場合のA・C間の関係は…
「解除前の第三者」
・Aが解除権を行使すると、Bは原状回復義務を負うが、第三者の権利を害せない
・AはCに対し、解除の効果を対抗できない
・ただし、不動産の場合は第三者Cが保護されるためには登記が必要
・「解除前の第三者C」の登記の有無で決着
#020 (1)A→B売買、(2)AがA→Bを解除、(3)B→C売買の場合のA・C間の関係は…
「解除後の第三者」
・登記の先後で決着
・AはCに対し、CはAに対し、登記がなければ対抗できない
●共同相続の持分と177条 (権P47 12-4)
#021 (1)Aの不動産をBとCが共同相続、(2)CがBに無断でC単独名義の登記、(3)C→D全部譲渡の場合のB・D間のBの持分についての関係は…
・Cは、Bの持分については無権利者なので、譲受人DもBの持分については無権利者となる
・無権利者は、「第三者」にあたらないので、Bは、自己の持分について、登記なくしてDに対抗できる
●遺産分割と177条 (権P47 12-5)
#022 (1)Aの不動産をBとCが共同相続、(2)C持分をC→D売買、(3)遺産分割協議によりC持分がC→B移転の場合のB・D間のBの持分についての関係は…
「遺産分割前の第三者」
・遺産分割は相続開始のときに遡って効力を生じるが、第三者の権利を害せない
・BはDに対抗できない
・ただし、不動産の場合は第三者Cが保護されるためには登記が必要
・「遺産分割前の第三者C」の登記の有無で決着
#023 (1)Aの不動産をBとCが共同相続、(2)遺産分割協議によりC持分がC→B移転、(3)C持分をC→D売買の場合のB・D間のCの持分についての関係は…
「遺産分割後の第三者」
・登記の先後で決着
・Cの持分について、DはBに、BはDに対し、登記がなければ対抗できない
●相続放棄と177条 (権P47 12-6)
#024 (1)Aの不動産をBとCが共同相続、(2)Cが相続放棄(C→B移転)、(3)C持分をC→D売買の場合のB・D間のBの持分についての関係は…
・Bは、Cの持分について、登記なくしてDに対抗できる
●取得時効と177条 (権P48 12-7)
#025 (1)Aの土地をBが占有開始、(2)時効完成、(3)Bが時効を援用の場合B・A間の関係は…
「時効完成時の当事者」
・時効完成時においてAは当事者、当事者は「第三者」に該当しない
・BはAに対して、登記なくして所有権を対抗できる
#026 (1)Aの土地をBが占有開始、(2)A→C譲渡、(3)時効完成、(4)Bが時効を援用の場合B・C間の関係は…
「時効完成前の第三者」
・時効完成時においてCは当事者、当事者は「第三者」に該当しない
・BはCに対して、登記なくして所有権を対抗できる
#027 (1)Aの土地をBが占有開始、(2)時効完成、(3)A→C譲渡、(4)Bが時効を援用の場合B・C間の関係は…
「時効完成後の第三者」
・時効完成時においてCは「第三者」に該当する
・登記の先後で決着
・BはCに対し、CはBに対し、登記がなければ対抗できない
#028 取得時効と177条の事例に関して、「第三者」に該当するか否かの判断基準は…
・時効完成時(時効期間経過時)の所有者か否かで、「第三者」に該当するか否かを判断する
#029 時効の起算点を援用権者が任意に選択することはできるか …
*時効の起算点は、時効の基礎たる事実が開始された時であり、援用権者が任意に起算点を選択することはできない
2011年版・平成23年度受験用 '11.09.17 更新
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梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ -宅建試験・管理業務主任者試験対策ブログ-













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