決して50点満点はねらわない! 合格ライン+4 ±2点をねらう宅建試験対策の学習の進め その2
その7割の得点を確実に得点できるように、カリキュラムを構成する際には、35点が合格ラインの年ならば40±2点を目標に学習していただけるように宅建試験対策の解説講義の組み立てを行っています。
そのため、10年分の過去問やテキストについて不要と思われる問題・知識はカットしています。
要は、試験実施機関が合格ラインの調整のために出題していると思われる難易度の高い問題や知識をカットしていることになりますが、その結果、「ボリュームを少なくすることで精度を上げる」という考え方で指導しています。
したがって、担当受講生の中には45点を超えるような高得点をされる方はいませんが、合格者の得点分布は合格ライン+4±2点の中に納まっているのが特徴です。
「不要と思われる問題をカットする際のガイドライン」ですが、宅建試験対策の予備校3校のテキストと市販本の記載なども参考にしています。
①主だったテキストに記載がない
②記載があってもその内容で学習しても確実に得点することはできない
③過去の本試験での正解率
等を検討してカットするか否か判断していますが、
④民法などは下手に手を出すと確実にマスターしなければならない項目までわからなくなってしまうような落とし穴が潜んでいますので、この点はそれなりの経験と能力がなければ難しいです。
どこをカットするか否かの選別についてですが、受験生の方がご自分で研究されるのはおススメできません。
宅建試験対策の予備校等の利用者の場合は、信頼できる担当講師に相談しても良いでしょうし、独学の場合は出版元が独自に分類しているAランクとかCランクなどの表示を目安にされるのも一案です。
ただし、なんの根拠もなく適当にランク分けしている市販本もあるようなので、これには注意が必要です。
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