決して50点満点は狙わない! 合格ライン+4 ±2点をねらう宅建試験対策の学習の進め その1
他の資格試験や大学・高校の入学試験でも同じだと思いますが、試験実施機関は、受験者の平均点などの試験結果を予測した上で出題する問題の難易度を調整しているハズです。
受験者の実力を計るには、問題が簡単すぎて満点ばかりでもダメですし、逆に難しすぎて低得点ばかりでも好ましくないからです。
ところで、宅建試験の場合は、ここ数年32点~36点の間で合格ラインが推移していますので、35点を超えない程度の合格ラインで、かつ、25000人もしくは30000人程度の合格者数になるように、出題する問題の難易度を調整し決定していると推測しています。
ちょっと横道にそれますが・・・合格者数が極端に増えると実務講習の対応ができなくなると思われますので、一般的に言われている「合格率を15%前後に調整」してるというよりは、合格者数を調整していると考えた方が正解だと思っています。
また、宅建業法で宅地建物取引士の設置義務の規制などもあるわけですから、社会人が仕事をしながら取得できる試験レベルの位置付けとしては、7割の得点が合格ラインというのはすごく良い設定だと考えています。
択一式試験の場合は、8割を超える得点を要求されるとかなり厳しい試験になり、反対に6割程度の得点なら運良く試験対策もなしに得点される方が出てきますので、7割が合格ラインというのは今後も続けてほしいと考えています。 ・・・つづく
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