宅建試験のながら勉強と学習時間の確保
ダラダラと長い時間学習を行うよりも、短い時間であっても集中して学習した方が、効果的です。
仕事や家事をしながらダラダラと「ながら勉強」をするぐらいなら、さっさと仕事や家事は片付けてしまって、捻出した「コマ切れの時間」を、テキストや過去問集などの活字を見ながら集中して学習したほうが、効果が上がることが多いです。
また、「ながら勉強」は、勉強したという自己満足である場合が多いです。
たとえば、車の運転中に講義CDを聴いてみると、運転と講義CDのどちらにも集中できないで、事故を起こしてしまいそうになるのを体験できるハズです。
集中して学習できない環境では、頭の中に正確にインプットすることは難しいです。
学習する時間が取れないから「ながら勉強」をするのではなく、集中して学習するためにも「ながら勉強」はしない、と考えて時間を捻出して、効果的に、かつ、緊張感を持って学習をされることをお勧めします。
ところで、「忙しくて学習する時間が取れなかった・・・」は、不合格となった方のお決まりのイイワケ文句です。
仮に、受験者全員が、「忙しくなくて時間もたっぷり取れる」のなら、宅建試験で自己管理能力が問われることはないです。
宅建試験は、司法試験や司法書士試験などの受験生とちがって、受験に専念できる環境にある方は少数派です。
合格された方は、皆、程度の差はあれ、仕事や家事や育児を抱えながら、それぞれの方法で時間を捻出して、試験に挑まれて結果を残されています。
そういった意味においての宅建試験は、難関と言われる司法試験や司法書士試験などよりも、むしろ難しい試験だと言っても過言ではないと考えています。
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