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2016年5月28日 (土)

宅建試験対策、2~3点足らずの不合格者と5問免除資格者の陥る罠 その2

このように、宅建試験の5問免除の資格を得たからといって、まるまる5点分上乗せしてもらえるわけではありません。

しっかり準備して宅建試験に挑まなければ、前年と同じように2・3点に泣くことになりかねません。 僕は、前年2~3点足らずに不合格だった方には、5問免除の資格を得た方も含めて、7月までには「ひと廻し」して、お盆明けからの2ヶ月間は、しっかり学習するようにアドバイスしています。

2~3点足らなかったからといって、2~3点分だけ上乗せして学習すれば良いというわけにはいかないのです。

そうしなければ、昨年のレベルを維持することさえできないで、泥沼にはまっていく可能性が大になってきます。

7月に入っても、上記のように「ひと廻し」出来ていないのであれば、7月中旬からの3月間は、お盆休みを除いて、しっかり学習されることをおススメします。

中学受験の学習塾では、5年生レベルの問題が解けない生徒には、4年生の問題の復習からやり直しして指導します。

昨年不合格だった方は、イロイロ言い訳したとしても結局「合格レベル」に達していなかった訳ですから、「基本」に戻って学習をやり直す必要があるのです。

一見遠回りのようですが、いったん基本に戻って学習し直す事によって、確実に得点できるようになる分野が劇的に増えていく方が多いですし、そうしなければ確実に合格することは難しいです。

決して、後2~3点などと考えずに、40点を目標に学習をやり直すことが大事です。本試験後の解答速報をもとに自己採点して、余裕で合格発表を待つ事が出来るか否かの分水嶺だと考えてください。

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2016年5月26日 (木)

宅建試験対策、2~3点足らずの不合格者と5問免除資格者の陥る罠 その1

昨年の宅建試験で2~3点足らなかったという事で、5問免除の講習を受講される方がおられますが、この場合、ちょと注意しなければならないことがあります。

まず、受講生からよく問い合わせのある事例(下記①②)を「合格基準点が35点」と仮定して考えてみます。

①前年の宅建試験の本試験の得点結果が33点で、2点足らずでの不合格だった。
②前年の問46~50の5問免除科目の得点が3点だった。

したがって、5問免除の資格を得ることにより、免除される5点から昨年得点できていた3点をマイナスした2点分が加点され、後は自動的に合格できるという考え方です。

本当にそう考えてしまっていいのでしょうか?!
たしかに、何の努力もなしに、昨年の本試験時と同じ状態で解答できるのならそういう計算も可能なのかもしれませんが、現状のままでは昨年と同じ得点ですら獲得できないハズです。

昨年の本試験時のレベルにもう一度仕上げていく作業が必要になってくるハズなのです。

本試験では、問46~50の5問を除いた45問を解答することになりますが、35点が合格基準点の年ならば、45問中の30点が合格基準点になります。
したがって、67%は正解しなければ合格はできないことになります。
確率でみると、一般受験生の70%との相違はたった3%にしかならないのです。 ・・・つづく

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2016年5月23日 (月)

宅建受験のお金と時間の使い方

僕は、大手予備校での宅建試験対策の委託講義で、これまでイロイロな受講生を担当してきました。
夏ぐらいまでの間、「私、学校に通っているのよ!」と言うことだけで満足してしまって、自宅に帰っての復習など全く行わずに過ごしてしまい、「時すでに遅し」で不合格になってしまう方や、場合によってはそのまま通学されなくなってしまう方もおられます。

一方、大手ゼネコン・商社の社員の方や銀行の支店長など、常識的に考えても、「よく毎回欠席もせずに通学できるもんだな~」とこちらが感心してしまうような方に限って、スケジュールどおりにカリキュラムをこなされて結果(合格)を残されています。

不動産業とは直接関係のない会社や部署の方々の自己啓発のひとつとして、企業が宅建試験を推奨している理由が理解できたように感じています。
その社員の「自己管理能力」を試すには、キッチリとスケジュールどおりに必要なことをこなしていけば結果が付いてくる宅建試験は、人事担当者にとって好都合なのだと考えています。

就職対策として受験された大学生の就職の際にも、異業種への就活の場合でも効果があるようですので、企業が宅建試験をそのような位置づけにしている事が推察されます。

また、懇親会などでお話を聞くと、「予備校にお金を払うことは、自分の時間を買っているつもりなのです。」という言葉が後者の方からは返ってきます。

たしかに、学習にあてる自分の時間をお金に換算すると、利用できるものは上手に利用して、効率よく学習した方が、予備校などに掛かる費用を考えてもお得になるハズだと僕も考えています。

独学で1万円弱の書籍を購入した金額に、「自分の時間」の対価である時給をプラスすると、ある程度受験機関にお金を払ったとしても、1回の受験で結果を確実に残した方が「お金と時間」を有益に使っていることになるのではないかと考えています。

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2016年5月19日 (木)

決して50点満点はねらわない! 合格ライン+4 ±2点をねらう宅建試験対策の学習の進め その2

その7割の得点を確実に得点できるように、僕は大手予備校での委託講義のカリキュラムを構成する際には、35点が合格ラインの年ならば40±2点を目標に学習していただけるように宅建試験対策の解説講義の組み立てを行っています。

そのため、大手予備校での委託講義の答案練習会の問題などは2割~3割はカットして、手を広げすぎないように指導しています。
10年分の過去問やテキストについても不要と思われる問題・知識はカットしています。

要は、試験実施機関が合格ラインの調整のために出題していると思われる難易度の高い問題や知識をカットしていることになりますが、その結果、「ボリュームを少なくすることで精度を上げる」という考え方で指導しています。

したがって、担当受講生の中には45点を超えるような高得点をされる方はいませんが、合格者の得点分布は合格ライン+4±2点の中に納まっているのが特徴です。

僕が実践している「不要と思われる問題をカットする際のガイドライン」ですが、宅建試験対策の予備校3校のテキストと市販本の記載なども参考にしています。

①主だったテキストに記載がない
②記載があってもその内容で学習しても確実に得点することはできない
③過去の本試験での正解率

等を検討してカットするか否か判断していますが、
④民法などは下手に手を出すと確実にマスターしなければならない項目までわからなくなってしまうような落とし穴が潜んでいますので、この点はそれなりの経験と能力がなければ難しいです。

どこをカットするか否かの選別についてですが、受験生の方がご自分で研究されるのはおススメできません。

宅建試験対策の予備校等の利用者の場合は、信頼できる担当講師に相談しても良いでしょうし、独学の場合は出版元が独自に分類しているAランクとかCランクなどの表示を目安にされるのも一案です。

ただし、なんの根拠もなく適当にランク分けしている市販本もあるようなので、これには注意が必要です。

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2016年5月16日 (月)

決して50点満点はねらわない! 合格ライン+4 ±2点をねらう宅建試験対策の学習の進め その1

他の資格試験や大学・高校の入学試験でも同じだと思いますが、試験実施機関は、受験者の平均点などの試験結果を予測した上で出題する問題の難易度を調整しているハズです。

受験者の実力を計るには、問題が簡単すぎて満点ばかりでもダメですし、逆に難しすぎて低得点ばかりでも好ましくないからです。

ところで、宅建試験の場合は、ここ数年32点~36点の間で合格ラインが推移していますので、35点を超えない程度の合格ラインで、かつ、25000人もしくは30000人程度の合格者数になるように、出題する問題の難易度を調整し決定していると推測しています。

ちょっと横道にそれますが・・・合格者数が極端に増えると実務講習の対応ができなくなると思われますので、一般的に言われている「合格率を15%前後に調整」してるというよりは、合格者数を調整していると考えた方が正解だと思っています。

また、宅建業法で宅地建物取引士の設置義務の規制などもあるわけですから、社会人が仕事をしながら取得できる試験レベルの位置付けとしては、7割の得点が合格ラインというのはすごく良い設定だと考えています。

択一式試験の場合は、8割を超える得点を要求されるとかなり厳しい試験になり、反対に6割程度の得点なら運良く試験対策もなしに得点される方が出てきますので、7割が合格ラインというのは今後も続けてほしいと考えています。 ・・・つづく

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2016年5月10日 (火)

宅建試験対策の「回転数をこなして精度を上げるという考え方」の補足

» 「最低3回転、回転数をこなして精度を上げるという考え方」


ところで、梶原塾の完全合格講座の解説講義は、繰返しの学習にも対応できるように、30時間程度を目途に作製しています。
これは、毎年8月の上旬に開講する大手予備校の夏生向けの宅建試験対策の講座と同程度の講義時間です。
そして、その持ち時間のなかで、合格するために必要な知識は全て解説していますので、講義のスピードもかなり速いほうに分類されるかもしれません。

梶原塾の塾生のフィードバックによると、1回転目はマーカーを入れる作業をも伴うので、最初のうちは「一時停止」&「巻き戻し」しながら聞いていたそうですが、だんだん慣れてきて、2回転目以降になるとむしろスピードが遅すぎるということで、「早聞き」するための倍速のCD作製のうれしい要望もありました。

また、大手予備校での委託講義でも、講義を録音して「繰返し聞き込む作業」を推奨していましたので、担当する生徒さんは、カセットやICレコーダーに録音して、お家に帰ってからもう一度聞かれる方も多いです。
そして、この場合も、再生速度を上げて「早聞き」する方が多いと聞いています。

もし、ご自分が受講されている講義のスピードについて行けないという方は、ついて行けるようになるまで、集中して聞き取る練習をしてみてください。
そもそも、初学者が一回聞くだけですべてを理解できるほうがおかしいです。

たとえば、梶原塾の無料WEB公開講座の同じ箇所を過去問演習も交えながら、2度・3度と繰返し聞いてみてください。
特別な能力が必要なわけではなく、単に慣れの問題ですから、あきらめずに続けることで、いずれペースに慣れてついて行けるようになるハズです。

ネットサーフィンをお題に、この記事を書いていて、「時間が足りなかったと言う理由で本試験に落ちた担当受講生」がいない理由がわかったような気がしています。

楽して確実に合格できるハズがありません!

» 宅建試験対策ポッドキャストのMP3ファイルをリストからまとめてダウンロードは、こちら

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2016年5月 6日 (金)

宅建試験対策の「最低3回転、回転数をこなして精度を上げる」という考え方について

宅建試験の場合、本試験までに全体を最低3~4回は回転させたという合格者が多いようです。

法律の学習は、1回転目にわからない事柄であっても、関連項目などを理解・吸収していくことにより、2回転目・3回転目には理解できるようになる事も多いです。

また、何度も反復継続することで知識の精度も上がっていきますので、「できるだけ回転数をこなして精度を上げていく」と言う考え方をお勧めしています。

したがって、はじめから、あまり細かいことに拘って学習するのではなく、ある意味大雑把にとらえて全体を完結させる気持ちで進めていくのがおすすめです。
そして、過去問演習についても、最初は問題を解くのではなく、この知識はどのような形で出題されるのかを確認しながら、”あたってみる”事をお勧めしています。

また、回転数をこなすことで、「理解して対応する知識」や「暗記して対応する知識」の分別もはっきりしてくることになります。
決して、はじめからひとつひとつの知識を潰していくような方法を採らないように気をつけてください。

もちろん、学習が進んできた段階では、ひとつひとつの知識を確実に潰していくような「石橋をたたいて渡るような作業」も大事になってきます。

中途半端で不確実な知識では、本試験問題で合格点を採ることは難しいです。

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2016年5月 3日 (火)

宅建試験のながら勉強と学習時間の確保

宅建試験に限らず、効果的に学習を行うためには、いかに集中して学習できるかどうかがポイントになってきます。

ダラダラと長い時間学習を行うよりも、短い時間であっても集中して学習した方が、効果的です。
仕事や家事をしながらダラダラと「ながら勉強」をするぐらいなら、さっさと仕事や家事は片付けてしまって、捻出した「コマ切れの時間」を、テキストや過去問集などの活字を見ながら集中して学習したほうが、効果が上がることが多いです。

また、「ながら勉強」は、勉強したという自己満足である場合が多いです。
たとえば、車の運転中に講義CDを聴いてみると、運転と講義CDのどちらにも集中できないで、事故を起こしてしまいそうになるのを体験できるハズです。
集中して学習できない環境では、頭の中に正確にインプットすることは難しいです。

学習する時間が取れないから「ながら勉強」をするのではなく、集中して学習するためにも「ながら勉強」はしない、と考えて時間を捻出して、効果的に、かつ、緊張感を持って学習をされることをお勧めします。

ところで、「忙しくて学習する時間が取れなかった・・・」は、不合格となった方のお決まりのイイワケ文句です。
仮に、受験者全員が、「忙しくなくて時間もたっぷり取れる」のなら、宅建試験で自己管理能力が問われることはないです。

宅建試験は、司法試験や司法書士試験などの受験生とちがって、受験に専念できる環境にある方は少数派です。
合格された方は、皆、程度の差はあれ、仕事や家事や育児を抱えながら、それぞれの方法で時間を捻出して、試験に挑まれて結果を残されています。

そういった意味においての宅建試験は、難関と言われる司法試験や司法書士試験などよりも、むしろ難しい試験だと言っても過言ではないと考えています。

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