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2010年2月14日 (日)

DVD講座とCD講座、およびその進化系の講座について -宅建試験・管理業務主任者試験-

DVD講座でちょっと工夫された講座の場合は、パワーポイントを活用したプレゼンのように、事例の解説を画面の流れの中でビジュアル的に理解できます。
テレビのワイドショーのような解説をすることで、その時は解ったような感覚にすることができますが、画面上で理解できても、テキストや過去問集などの印刷物ベースでの学習に入ると、別モノの学習になってしまう事も多いようです。
画面上だけでの学習では、テキストにマーカーやアンダーライン等の足跡が残らないというのが、一番の原因だと考えています。
DVD講座を受講した後に、テキストを参照しても、まったく意味が解らないとか、どの項目なのかさえ解らないという経験をしたことのある受講者も少なくないようです。

もちろん、一般的なDVD講座のように、テキストに書いてある事を板書するだけの講座や講師の姿がズームされるだけの講座に比べれば、学習の初めの段階での利用価値はあると思います。

梶原塾では、あえて映像なしのCD講座を採用しています。
何度も繰り返し開く事になるテキストを参照しながら解説するのが一番ですから、テキストにマーカーやアンダーライン等の足跡を残しながら講義を進行していきます。
板書が必要な事項については、初めからテキストに掲載することで対応できますし、講師の姿を画面上に映し出しても意味がないと考えているからです。

また、理解するために必要な図解についても、できるだけシンプルに図解して解説するように心がけています。
過去問演習の際には、事例を図解して知識を当てはめて解答を導く事が重要ですから、学習の初めの段階では、テキストや過去問解説集の解説欄の図解を書き写す事から始めることをお願いしています。
本番では役に立たない3D(スリー・ディ)調の図解ではなく、本試験会場でも簡単にメモれるような実践的な図で図解して訓練をしておかなければ意味がないからです。

ところで、梶原塾では印刷物を送付する「完全合格講座ベーシック・スタンダード・プロ」の他にも「ポッドキャスティングによる無料WEB公開講座」や、「MP3ファイルとPDFファイルをダウンローして受講するデジタル講座」を開講しています。
資格試験予備校としてはいち早く導入してきましたが、紙ベースで学習しなければ学習効果が半減すると考えていることから、どちらの講座も、PDFファイルを画面上で参照するのではなく、PDFファイルを印刷して受講する事を前提とした講座です。

今後は進化系の講座として、アマゾンのKindle(キンドル)やアップルのiPad(アイパッド)等の電子書籍端末を利用した学習コンテンツも登場するかもしれません。
また、宅建試験や管理業務主任者試験をはじめ、資格試験対策の書籍についても電子出版される書籍が増えてくるものと予想されます。

梶原塾でも関心を持っていますが、音声解説を聴きながら、「画面上の文章を指でなぞるとマーキングできる」とか、「ワンクリックでメモ帳が開いて画面上で図解できる」とか、「テキスト全体の一覧性」等の動作が容易にできるようになって、印刷物ベースでの学習との差がなくなってくると、導入を検討できるのかなぁと考えています。

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梶原塾 田中優彦

梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ -宅建試験・管理業務主任者試験対策ブログ-

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2010年2月 7日 (日)

通学講座と通信講座の選択について -宅建試験・管理業務主任者試験-

資格試験対策の講座としては、通学講座(LIVE講義・ONLINE講義・DVD講義)と通信講座(ONLINE講義・WEB講義・DVD講義・CD講義)に分類することができます。

そこで、各講座の長所と短所について考えてみますので、講座選択の参考にしていただければ幸いです。

通学講座の一番の長所としては、ペースメーカーとして利用できる点だと考えています。
決められたカリキュラム通りに講義が進んでいきますので、自己管理がやりやすいです。
「時間を買う」という考え方で受講する受験者も少なくないようです。

また、LIVE講義(生講義)の場合は、講師や他の受講者と接することで、モチベーションの維持も図りやすいですし、事前収録した講座とは異なり、講師と受講者の真剣勝負の醍醐味があります。
同じ目的をもったライバルの存在も大きいです。

通学講座の短所としては、ペースメーカーとして利用できる反面、カリキュラムに拘束されてしまうことです。
欠席した場合などは、DVD講義等で補講できるシステムもありますが、担当講師の異なる複数の講義を受講することは、講師によって講義の組み立てや解説の切り口が異なりますので、あまりお勧めできません。

講座の合格率なども、担当講師によって大きく異なりますので、実際に受講する講座(講師)の体験受講が必須となります。
この場合、「講義が解りやすいかどうか」よりも、「講義を受講した範囲の過去問が解けるようになるかどうか」を判断基準とすると良いです。

また、講義を受講することで「勉強した気になってしまうこと」が一番の落とし穴といえます。
講義を受講するだけでは、問題を解けるようにはなりませんので、自宅に帰っての復習や過去問演習に要する時間を確保する必要があります。
前回分の復習等の時間を取れないまま次回の講義を受講するような状態が続くと、問題演習の講座が始まる頃には、講義についていけなくなってしまいます。
尚、他校時代に田中の担当したLIVE講義(生講義)の場合は、講義時間の1~2倍の時間を要していた受講者が多かったです。


通信講座の一番の長所としては、同じ講師の講義を何度も繰り返し受講できるという点です。
講義を一度聴いただけですべてを理解できるような受験者はいないです。
直前期になっての弱点補強の際にも活用して、基本的な事項から学習し直すことができます。

また、独自のスケジュールで学習できるので、決められたカリキュラムに拘束されずに学習することができます。
自己管理できる受験者であれば、受講開始時期に制限はありませんし、LIVE講義(生講義)が1回転する期間に、2回転受講する事も可能です。
護送船団方式に馴染めない受験者にも、お勧めな受講形態だといえます。

通信講座の短所としては、自己管理できなければ、何も進まないことです。
途中挫折者は、LIVE講義(生講義)の場合より多くなるのが必然です。

また、フォロー体制が整っていない講座の場合は、疑問点を解決できないままになってしまうことになります。
電話やメールでの質問への対応も受験ツールとしてのポイントは高いです。


ちなみに、梶原塾では、企業研修での生講義を除くと、通信講座(CD講義)のみ開講しています。
宅建試験対策講座の場合、CD講義が約50時間、その復習と過去問演習に約50時間、全科目について1回転目を終了するのに要する時間の目安は、約100時間です。
管理業務主任者試験対策講座の場合、CD講義が約30時間、その復習と過去問演習に約30時間、全科目について1回転目を終了するのに要する時間の目安は、約60時間です。

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