本試験対策を意識した直前期の学習 ‐直前期の宅建試験対策‐
直前期になって、本試験対策を意識した直前期の学習に関する質問が多くなってきています。
宅建梶原塾の塾生以外の受験生にもヒントとなる内容ですので、今年の塾生からいただいた質問に対する回答を一部加筆した上で掲載します。
【以下回答】
よく勘違いされることなのですが、リーガルマインド(法的思考力)を身に付けて学習をしていたとしても、本試験会場で①なんとなくこれだろうという解き方や②常識で考えるとこれだろうという解き方により択一問題の解答を正確に出せるようにはならないです。
リーガルマインドを大事にして学習することは、インプットの段階では効果を発揮しますが、アウトプットの本番では、知らない知識や不正確な知識では確実に正答することはできないからです。
たとえば、「虚偽表示による無効は、善意の第三者に対抗できない」という知識に関連して、「第三者の過失の有無は問わない」旨の判例がありますが、この判例が出題された際に、①なんとなくこれだろうという解き方や②常識で考えるとこれだろうという解き方で、「第三者は善意であれば保護され、第三者に過失があったとしても、無効を対抗できない」との解答を導くことはできないです。
本試験対策として「塾生専用ページ」で取り上げるつもりですが、「理解」は大切ですし、リーガルマインドもインプット時には効果を発揮します。
でも、知らない知識を「理解」や「リーガルマインド」で補って正答に導くことはできないです。
特に「権利関係法令」については、宅建試験対策として学習する期間では無理だと判断しています。
ですから、宅建試験の本試験においては、知らない知識はどんどんパスして、知っている知識だけを確実に正答できるように問題文を検討していくべきです。
知っている知識のみで各肢の正誤を判断して、「解答番号」を決して行くのが大事になってきます。
「解けないはずの問題」に時間を割いてしまい、タイムオーバーになってしまわないようにしなければなりません。
じつは、この辺りの考え方は、数年前と少し変化しています。
出題傾向の変化や問題文の長文化などが理由ですが、本試験対策として「塾生専用ページ」で取り上げます。
また、「暗記」すると決めた事項については、最終的には確実に暗記しなければなりません。
暗記すべき時期の目安は、「総まとめカンヅメ講座」終了後の「模擬試験その1」の受験前の9月中旬以降で良いと思います。
「総まとめカンヅメ講座」の終了後であれば、暗記すべき事項もかなり絞られていると思います。
ただし、その後どうせ忘れてしまいますので、もう一度「模擬試験その2」の前に暗記を試みてください。
本試験までに4~5回はチャンスがあると思います。
やっぱり、繰り返し学習することが大事なのです。
※08/08/24 一部加筆しました。
● 宅建 梶原塾 WEBサイト
http://kajiwarajuku.com >>別ウインドウで開く
●宅建 梶原塾 WEB公開講座 ポッドキャスティング
完全合格講座を公開講座として「福岡発」でポッドキャストしています。
http://www.kajiwarajuku.com/ >>別ウインドウで開く
宅地建物取引主任者資格試験対策WEBサイト
~宅建 梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ~
| 固定リンク
「◆ 宅建試験/直前期対策」カテゴリの記事
- 模擬試験の受験と「みんなが解ける正解率の高い問題」について(2011.09.19)
- 宅建試験、お盆が明けたら猪突猛進するしかない!! 【心構え編】(2011.08.28)
- 宅建試験、お盆が明けたら猪突猛進するしかない!! 【学習法編】(2011.08.21)
- 宅建試験、お盆が明けたら猪突猛進するしかない!! 【本年度の動向編】(2011.08.18)
- 模擬試験の活用と受講する目的について(2010.09.26)














コメント