過去問集は、「解説」の内容が大事なのです。
ネットサーフィンしていると、「過去問集なんて過去問なのだからどこのでも大差はない」旨のコメントを拝見しますが、このような受験生については、過去問集を使用した学習を効果的に行えていないのではないかと推察しています。
過去問集の問題文については、法改正への対応から改編した一部の問題文を除くと、どこの過去問集を使用しても同じ問題文になっていますが、過去問集を選択する際のポイントは、「解説」欄の記載内容が充実しているかどうかなのです。
過去問集を選択する際のチェックポイントとしては、
①同じシリーズのテキスト(基本書・教科書)と同じ表現で解説していること、
②テキストの該当箇所へのリンクが貼られていること、
③出題論点が明確に指摘されていること、
④その出題論点の解説が理解しやすく簡潔にまとめられていること、
⑤関連知識へのリンクが指摘してあること 等です。
宅建試験対策の過去問集については、「・・・○○条による」的なとんでもない解説は減ってきていますが、いまだに解説になっていない解説しか記載されていない過去問集も存在します。
このような過去問集を使用して学習しても、効果的な学習を行うことは期待できませんので注意が必要です。
他の資格試験などの学習経験のある受験生は、過去問集の選択にとてもシビアですし、過去問集を最大限に活用して学習を効率的に行って合格する方が多いです。
独学の場合だけでなく、資格試験受験予備校の通学・通信講座を受講する際にも、使用する過去問集の「解説」は、最重要チェックポイントです。
梶原塾でもこだわって過去問解説集の「解説」を作製しています。
上記①~⑤については当然ですし、問題を解く際に登場人物の権利関係の図解が必要なものについては、図解して記載しています。
図解することによって、登場人物の権利関係を明確にすることができますし、「~できる」・「~できない」などの最後の「あてはめ作業」でのケアレスミスを防ぐことができます。
また、図解をしたほうが良いことはわかっていても、「図解する作業」は、簡単にマスターできるようになる作業でもないのが事実です。
過去問集にお手本となる図解が記載されていれば、書き写すことから始めることでマスターできるようになる作業だと考えています。
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