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2008年5月31日 (土)

過去問集は、「解説」の内容が大事なのです。

ネットサーフィンしていると、「過去問集なんて過去問なのだからどこのでも大差はない」旨のコメントを拝見しますが、このような受験生については、宅建試験対策としての過去問集を使用した学習を効果的に行えていないのではないかと推察しています。

過去問集の問題文については、法改正への対応から改編した一部の問題文を除くと、どこの過去問集を使用しても同じ問題文になっていますが、過去問集を選択する際のポイントは、「解説」欄の記載内容が充実しているかどうかなのです。

過去問集を選択する際のチェックポイントとしては、
①同じシリーズのテキスト(基本書・教科書)と同じ表現で解説していること、
②テキストの該当箇所へのリンクが貼られていること、
③出題論点が明確に指摘されていること、
④その出題論点の解説が理解しやすく簡潔にまとめられていること、
⑤関連知識へのリンクが指摘してあること 等です。

宅建試験対策の過去問集については、「・・・○○条による」的なとんでもない解説は減ってきていますが、いまだに解説になっていない解説しか記載されていない過去問集も存在します。
このような過去問集を使用して学習しても、効果的な学習を行うことは期待できませんので注意が必要です。

他の資格試験などの学習経験のある受験生は、過去問集の選択にとてもシビアですし、過去問集を最大限に活用して学習を効率的に行って合格する方が多いです。
独学の場合だけでなく、資格試験受験予備校の通学・通信講座を受講する際にも、使用する過去問集の「解説」は、最重要チェックポイントです。

梶原塾でもこだわって過去問解説集の「解説」を作製しています。
上記①~⑤については当然ですし、問題を解く際に登場人物の権利関係の図解が必要なものについては、図解して記載しています。
図解することによって、登場人物の権利関係を明確にすることができますし、「~できる」・「~できない」などの最後の「あてはめ作業」でのケアレスミスを防ぐことができます。

また、図解をしたほうが良いことはわかっていても、「図解する作業」は、簡単にマスターできるようになる作業でもないのが事実です。
過去問集にお手本となる図解が記載されていれば、書き写すことから始めることでマスターできるようになる作業だと考えています。

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投稿者: 梶原塾 田中優彦 Google

梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ -宅建試験・管理業務主任者試験対策ブログ-

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2008年5月27日 (火)

宅建試験の口コミ情報と法的思考力

おかげさまで、梶原塾も開講して4年目となり、塾生OBからのおすすめ(口コミ情報)で「完全合格講座」を受講する方も出てきています。
田中としても梶原塾としても、とてもうれしく思っています。

ところで、ネット上でも宅建試験に関しては、いろいろな種類の口コミ情報が飛び交っていますが、受験生として情報を収集する際には、情報の質をよく吟味して欲しいと考えています。

たとえば、ブログなどに紹介記事を書くことによって報酬が発生するアフィリエイトプログラムのような情報は、実際にその教材を使用して受験勉強をした方自身の評価ではない場合がほとんどです。
自ら使用したこともない教材のお勧めをすること自体が、そのブログ全体の記事の信頼性・信ぴょう性を疑われます。

梶原塾にも、ときどきこのようなお誘いがありますが、実際に「完全合格講座」を使用して合格した塾生の口コミが一番だと考えていますので、丁重にお断りさせていただいています。

また、資格試験予備校などの指導機関のWEBサイトの情報も誇大広告“まがい”の情報が氾濫しています。
30%台の高合格率?を売りにしているある講座の場合など、30%台の合格率とはその講座の修了者数を分母にして算出した講座修了者ベースの合格率であって、このWEBサイトで公表している講座申込者数を分母にした講座申込者ベースの合格率を算出すると、たった9%台の合格率(10人中1人未満しか合格できない)でしかありません。

もちろん、講座修了者ベースの合格率を掲載すること自体にはなんら問題がありませんが、平成19年の宅建試験の申込者ベースの合格率は13.8%、受験者ベースの合格率は17.3%、そして受験率は80.5%ですから、講座修了率が24%と低調なその講座の修了者をベースとした合格率が30%台の講座の紹介をする場合に、「高合格率である旨」を強調した表示をするのは如何なものかと考えています。


ところで、「法的思考力=リーガルマインド」を身につけることが法律系の資格試験対策では大事だと言われますが、「理由づけ」を行うことも「法的思考力」のひとつだと考えています。

ですから、「人気がある」と書いてあれば何を根拠に人気があると言えるのか、「おすすめ」と書いてあれば何を根拠にお勧めするのか、そういう視点を持って何事にも接することにより、宅建試験対策の学習で「理由づけ」を行う習慣を身につけることができるのではないかとも考えています。

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投稿者: 梶原塾 田中優彦 Google

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2008年5月14日 (水)

宅建試験で「忙しくてできなかった」はタブーなのです。

宅建の講師を始めて平成20年度で7年目になりますが、「忙しくてできなかった」の言い訳は、できるだけ使わないように心がけてきました。

実際には、「忙しくてできなかった」事が全く無かったわけではありませんが、講師である僕自身が「忙しくてできなかった」の言い訳を使ってしまうと、受講者に対してもこれを許してしまう環境になってしまうからです。

特に、直前期用教材の発送や塾生専用ページのコンテンツの更新作業などの遅れは、塾生の学習スケジュールを狂わす原因になりかねませんから、あたりまえのこととして自分に厳しくするように心がけています。

また、指導する立場の講師と受講者が、お互いに「忙しくてできなかった」ことをわかっていたとしても、あえてその言葉をできるだけ使わないやりとりをしようと試みることも大事だと考えています。

もちろん、「計画通りに学習が進まなかったので、○○○のように計画を修正します。」旨のメールを塾生からいただくことも多いですが、このような積極的な塾生はまず間違いなく合格されますし、その後のサポートも安心して見守るパターンにさせていただくことができます。
「忙しくてできなかった」事実を言い訳にするのではなく、次への糧にできている方々です。

宅建試験対策の学習を、初めから終わりまで、すべて当初の計画通りに遂行できる受験生は皆無だと思います。
できなかった場合にどのように計画を修正して学習を継続・完結できるか否かが大事になってきます。

宅建試験は、仕事や家事との両立が難しい試験ですが、「忙しくてできなかった」を言い訳にしないで学習を継続できた方の合格率は圧倒的に高いのではないでしょうか。
言い訳を使ったかどうかが合格できるか否かの分水嶺だといっても過言ではないと考えています。

本試験まで約5か月、残り23週間になりました。
これまでの間、計画通りに学習が進んでいない方は、お盆までに最低1回転、そしてその後の「総まとめカンヅメ講座」までに2回転修了させるためにも、そろそろ一度は本腰を入れて学習計画を見直して欲しい時期になっています。

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投稿者: 梶原塾 田中優彦 Google

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