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2007年10月24日 (水)

2007年(平成19年度)宅建試験の講評と予想合格ラインについて

平成19年度宅地建物取引主任者資格試験を受験されたみなさんお疲れ様でした。
これから合格発表まで、なにかと落ち着かない状況かと存じますが、まずは、ゆっくりとされてください。
そして、高得点を獲得された受験生については、少しだけ余韻を楽しむのも一考かもしれません。

平成19年度の本試験については、①一般的な受験生が「解けるはずの問題」と「解けないはずの問題」がはっきりとしていた事が印象的でした。
また、②本年度の改正点からの出題が目立っていた点も挙げられますが、改正点からとしては予想された範囲の出題でしたので、対応できていた受験生も多かったのではないでしょうか。

いずれにせよ、過去問を中心に、しっかりと必要な準備を行って受験した受験生にとっては得点しやすかった問題が多かったのではないでしょうか。

梶原塾としては、問2の「復代理」の問題を除けば、問1から問7(意思表示・物権変動・共有・不法行為・物権変動・抵当権の目的物の範囲)までの6問の平均点が5.3点と、まるで「模擬試験」や「塾生専用ページ内のレベルアップ講座」の再現のような問題が続いたこともあって、落ち着いてその後の問題を検討できたのではないかと推測しています。

さて、予想合格ラインについてですが、宅建 梶原塾の予想合格ラインは、35・36点です。
そして、35点である可能性の方が高いと考えています。
インターネット上で予想合格ラインを公開している指導機関・指導者の中では、日建学院の講師である「宅建合格らくらくナビ」のみやざき講師と似た予想合格ラインです。

平成19年10月22日午後13時現在で、塾生から提供のあった本試験の解答データによると、①~⑤のような分析結果が出ています。
①最高点44点~最低点25点(5問免除者はプラス5点)
②35点以上の得点者が約9割
③平均点は39.4点で昨年の38.6点よりも0.8ポイント上昇
④ 梶原塾の講義の範囲外で正解不能な問題数(=解けないはずの問題数)は6問で、昨年の7問よりも1問減少
⑤梶原塾の講義の範囲内で正解可能な問題(=解けるはずの問題)の平均点が44問中36.0点で、昨年の43問中34.6点よりも1.4ポイント上昇
① ~⑤その他を総合的に勘案すると、平成18年度の合格基準点である34点よりも1問程度は平易だったと推定できます。

尚、上方修正(37点)しなければならない可能性は低いと考えていますが、今後提供されるデータによっては、下方修正(34点)の可能性は“ありえる”と考えています。
塾生の模擬試験などのデータも考慮すると、本来であれば40点以上の得点をしてもおかしくない層の本試験での得点結果が37~39点に留まっている例も多いです。
意外と「受験生全体」の得点結果は伸びていないのかも知れません。
昨年に引き続き、「35±1」という予想が“無難な予想”なのかも知れないです。

また、5問免除者の影響については諸説混在していますが、試験実施機関の「合格者判定基準」が公表されていないのでなんとも言えないというのが本音です。
①影響があったとしてどれくらいの影響があるのか、②そもそも合格基準点を変動させるような影響があるのか否か等、5問免除者の大幅増となった平成17年度と平成18年度の合格者数や合格率を分析しても、はっきりと断言できるような結論を導き出すことはできていないです。
大幅増となって3年目となる今年の結果次第で、ある程度の判断をすることができるようになると考えています。

尚、他の指導機関と同様に、梶原塾でも「予想合格ライン」を公表しています。
公表することによって、ボーダーライン上の受験生にとっては酷な部分も否定できないですが、予想ボーダーラインを示すことによって、それぞれの「次」に取り掛かることができる受験生が増えるというプラスの一面も否定できないと考えています。

いずれにせよ、「宅建倶楽部」の迷物講師も指摘されているように、そもそも合格基準点をはじめ合格者数や合格率は政策等で決まるものですから、合格発表の12月5日までは結果は誰にもわからないです。

※「塾生から提供のあった本試験の解答データ」の一部修正しました。07/10/25

» 宅建試験対策の学習法の完全合格マニュアルはこちら

投稿者: 梶原塾 田中優彦 Google

梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ -宅建試験・管理業務主任者試験対策ブログ-

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