予備校に所属する宅建講師の悩み?
宅建試験の講師が書いているブログをネットサーフィンしていると、どのブログを拝見しても「過去問が重要」と指導されているようです。
そして、予想問題集の利用についても、否定的な意見が多いようです。
「過去問を繰返し演習していれば、予想問題になんか手を出す必要はない」し、「百害あって一利なし」というのが彼らの本音なのだと推察しています。
でも、この種の記事の最後の部分では、予想問題集の利用について、「過去問を5回以上廻すまでは、予想問題集には手を出してはいけない」とか、「過去問を80~90%マスターするまでは、予想問題集には手を出してはいけない」とかの、どこかに配慮したとも思えるちょっとトーンダウンした記述がみられます。
所属する予備校の答案練習会や模擬試験で、実際に過去問レベルを超える(予想)問題演習を行なって指導しているわけですから、「過去問以外の問題演習は100%必要ない」とは、書きにくいのでしょうし、予備校の肩書きをもってブログを書いている以上、予備校などが出版している予想問題集や直前講座を完全否定する記事は書けない中での精一杯のメッセージなのだろうと推察しています。
ところで、指導機関によっては、答案練習会や模擬試験での出題範囲について、「過去問の焼き直しを80%~70%、残りの20%~30%の問題については未出題分野から出題する」というように設定して問題を作成している場合も多いようです。
上記20%の問題については、テキストにも記載のない知識である場合が多いですから、誤った問題を中心に復習するタイプの受験生は、最重要な復習が疎かになってしまって、合格から遠ざかっていく場合が多いですし、直前期の模擬試験などの場合は、これが直接の原因となって合格できなかったということにもなりかねませんので、注意が必要です。
僕自身、大手資格試験予備校に在籍していましたが、答案練習会では演習する必要のない問題を肢単位で指摘していましたし、模擬試験の場合は、復習する必要のない問題を肢単位で指摘して対応していました。
この指導に従順だった生徒さんたちの合格率は高かったですが、信頼関係がないとできないことなので、信頼関係を築いていくことも大事になってきます。
梶原塾では、直前期講座でも過去問のみを題材に、拘って問題演習を行なっています。
予想問題などのキャッチコピーがないことから、一般的には受けも悪いようですが、僕を信じて、梶原塾の教材だけを使用して学習した塾生の本試験での結果は、ご存知のとおりです。
資格試験予備校を利用する際には、積極的に担当講師と接して、信頼関係を築いていくことも大事です。
そうすることによって、担当講師の「本音の指導」を受けられるかも知れません。
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