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2006年9月 6日 (水)

宅建試験対策、本試験での解答テクニック その1

宅建試験の本試験での解答の順番についてですが、問30の宅建業法から順に解答するのが良いとの指導をする指導機関が多いようです。

その理由として、①問1から順に解答すると権利関係法令に時間を費やしてしまい、制限時間の120分以内に解き終われない場合があるとか、②権利関係法令の難問に惑わされて自身を無くしてしまうとか、③宅建業法から解答すると、スラスラ解答できて時間に余裕が持てるとか、イロイロ言われていますが、本当にそうなんでしょうか。

何番から解答したとしても、制限時間である120分の中で各一問に費やすことのできる時間は同じです。
もちろん、図解の必要な問題や長文の事例問題の解答に必要な時間と、単なる一行問題の解答に必要な時間は異なってきますが、与えられた制限時間はあくまでも120分です。
結局、何番から解いても持ち時間は同じ訳ですから、マークシートのチェックミスなどの余計なことに神経を使わされるのは避けたほうが無難です。

ちなみに、今年も問30からが宅建業法からの出題だとも限らないです。

「時間が足りなかったことが原因で不合格となった担当受講生はいないはず」だとこのブログでも書いていますが、宅建試験は、時間と格闘しなければならない資格試験ではないと考えています。
合格レベルであれば時間内に全問解答できるように問題は作製されています。

もし、50問形式の問題演習で時間内に解答しきれていない場合は、早く正確に解答する訓練も必要かも知れません。
その場合、問題文を読み取ることに時間を要している場合が多いです。
対策としては、科目ごとや10問単位での解答時間をメモしながら問題演習するのがお勧めです。
解答合わせの際に、時間配分を再検討してみてください。
65~70分経過時に、法令上の制限(問25)まで解答するペースの担当受講生が多いようです。

また、これまで担当してきた受講生の中で、模擬試験などでの成績優秀者が不合格となったケースでは、指導を無視して宅建業法から解答した受験生が多いようです。
原因は、試験開始直後に緊張した状態で”スラスラ”解答してしまった宅建業法での失点です。
本試験独特の緊張感の中で、普段の状態であれば確実に得点できるはずの宅建業法を最初に解答して、ケアレスミスを犯してしまったという後悔の弁を何度か聞いてきました。
知らない知識が出題されて正答できないことはまず考えられない宅建業法で誤答してしまう理由を考えてみてください。
失点すると命取りとなる宅建業法と、そうとは限らない権利関係法令を天秤にかけるのも一考です。

例年、本試験では、問1~3まで解答すると、図解をしなければならない問題が1問は出題されています。
問1から順番に解答して、そこで丁寧に図解をして解答して、「落ちつく」というのはどうでしょうか。
宅建梶原塾では、問1から順番に解答することを推奨しています。

本試験まで残り6週間を切りました。
この時期は、一問一問丁寧に演習することを心がけて、確実に解答できる項目を増やしていくことが大事です。
演習の後は、テキストに戻って上下左右の知識の確認をすることも忘れずに。

» 宅建試験対策の学習法の完全合格マニュアルはこちら

投稿者: 梶原塾 田中優彦 Google

梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ -宅建試験・管理業務主任者試験対策ブログ-

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