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2006年9月12日 (火)

宅建試験の合格レベルと大学生

大学のエクステンションセンターなどで宅建試験対策の講座が開催されていますが、受講者の合格率が本試験の合格率(17.3%)に満たない講座もあるのが実態で、①担当する講師のレベルや②カリキュラム事態に問題があるのだとこのブログで書きましたが、受講する大学生の方には問題はないのでしょうか。

» 大学や企業が主催する宅建講座の合格率とその実態は、こちら

確かに、大手スクール内で開催される宅建試験対策の講座に比べると受講する側の「意識」にも問題があるように感じています。
推薦入試などで入学しているために厳しい受験勉強の経験がない大学生や大学の講義が終了した夕方に開催される宅建試験対策の講座にサークル活動の感覚で参加している学生も多いです。

宅建の講師としてこのような講座を担当するのはしんどいですし、合格率が悪いのもカリキュラムの構成や大学生側の意識の問題にしてしまいたくなるのが正直なところですが、講師の仕事のひとつとして、「意識」を変えてやる気を起こさせることも必要だと考えています。

一番の処方箋は、宅建試験の合格レベルでの講義を行うことだと、僕は考えています。
その講座を受講して指導どおりに学習をしても合格できる可能性が低ければ、「やる気」なんか出てこないです。
逆に、その講座についていけば必ず合格できるということであれば「やる気」も自然に湧いてきます。

ところで、よく護送船団方式という言葉が使われ、受講生からのクレームを回避するためにか、レベルを落とした講座を運営している大手スクールなども存在するようですが、資格試験の講座にはなじまないです。

下のレベルに合わせて宅建試験対策の講座を運営しても、合格者を多く輩出することはできないです。
目標は合格することにあるわけですから、宅建試験の合格レベルで講座を運営することが大事だと考えています。
スポーツでも仕事でもそうですが、自分より高いレベルの中に身を投じると、自然とそのレベルに達することができるようになります。
楽だからといって、低いレベルで満足しているようでは決してレベルアップは図れないです。

僕は、大手スクール時代も含めて宅建試験の合格レベルで講義を行うように勤めています。
そのため、時間的に制限のある直前講座などでは、かなりのハイペースで講義を行っています。
解説講義1分あたりの情報量は、相当な量になってきます。
でも、このレベルの講義を聞き取れない、聞き取る努力を行なわないようでは「合格レベル」だとは言えないです。
お金と時間を使って講義を受講してくれたのに、合格という結果が得られないような講義はできないですし、受講者側の利益にも反してしまいます。

ちなみに、昨年の大手スクールの宅建試験対策の講座で担当した大学生のうち6人全員が合格しています。
6月頃から春講座を受講していた方もおられますが、梶原塾のテキストで大部分を講義した8月から開始する夏講座から学習を開始した方が多数です。

「合格レベル」の講座を行なうことについては、講義の準備に相当な時間を要することになりますし、その能力のない他の講師からの風当たりも強くなってきます。
でも、主催する側と講座を受講する側の双方が同じ目標を持って事に当たれば、合格率100%の講座を運営することも不可能ではないはずだと考えています。

» 宅建試験対策の学習法の完全合格マニュアルはこちら

投稿者: 梶原塾 田中優彦 Google

梶原塾 専任講師 田中優彦のブログ -宅建試験・管理業務主任者試験対策ブログ-

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