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2006年3月

2006年3月24日 (金)

2~3点足らずの不合格者と5問免除資格者の陥る罠 その2

このように、5問免除の資格を得たからといって、まるまる5点分上乗せしてもらえるわけではありません。

しっかり準備して本試験に挑まなければ、前年と同じように2・3点に泣くことになりかねません。 僕は、前年2~3点足らずに不合格だった方には、5問免除の資格を得た方も含めて、7月までには「ひと廻し」して、お盆明けからの2ヶ月間は、しっかり学習するようにアドバイスしています。

2~3点足らなかったからといって、2・3点分だけ上乗せして学習すれば良いというわけにはいかないのです。

そうしなければ、昨年のレベルを維持することさえできないで、泥沼にはまっていく可能性が大になってきます。

7月に入っても、上記のように「ひと廻し」出来ていないのであれば、7月中旬からの3月間は、お盆休みを除いて、しっかり学習されることをおススメします。

中学受験の学習塾では、5年生レベルの問題が解けない生徒には、4年生の問題の復習からやり直しして指導します。

昨年不合格だった方は、イロイロ言い訳したとしても結局「合格レベル」に達していなかった訳ですから、「基本」に戻って学習をやり直す必要があるのです。

一見遠回りのようですが、いったん基本に戻って学習し直す事によって、確実に得点できるようになる分野が劇的に増えていく方が多いですし、そうしなければ確実に合格することは難しいです。

決して、後2~3点などと考えずに、40点を目標に学習をやり直すことが大事です。本試験後の解答速報をもとに自己採点して、余裕で合格発表を待つ事が出来るか否かの分水嶺だと考えてください。

~宅地建物取引主任者 資格試験対策WEBサイト 宅建梶原塾 専任講師のブログ~

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2006年3月16日 (木)

2~3点足らずの不合格者と5問免除資格者の陥る罠 その1

昨年2~3点足らなかったという事で、5問免除の講習を受講される方がおられますが、この場合、ちょと注意しなければならないことがあります。

まず、受講生からよく問い合わせのある事例(下記①②)を「合格基準点が35点」と仮定して考えてみます。

①前年の本試験の得点が33点で、2点足らずでの不合格だった。
②前年の問46~50の5問免除科目の得点が3点だった。

したがって、5問免除の資格を得ることにより、免除される5点から昨年得点できていた3点をマイナスした2点分が加点され、後は自動的に合格できるという考え方です。

本当にそう考えてしまっていいのでしょうか?!
たしかに、何の努力もなしに、昨年の本試験時と同じ状態で解答できるのならそういう計算も可能なのかもしれませんが、現状のままでは昨年と同じ得点ですら獲得できないハズです。

昨年の本試験時のレベルにもう一度仕上げていく作業が必要になってくるハズなのです。

本試験では、問46~50の5問を除いた45問を解答することになりますが、35点が合格基準点の年ならば、45問中の30点が合格基準点になります。
したがって、67%は正解しなければ合格はできないことになります。
確率でみると、一般受験生の70%との相違はたった3%にしかならないのです。 ・・・つづく

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2006年3月11日 (土)

丸暗記は本試験でも実務でも役に立たないものが多い! その2

ところで、僕がこれまで推奨してきた勉強法も丸暗記を完全否定しているわけではありません!

③理解するには相当な労力が必要なため、暗記で対応したほうが効率的な知識については、丸暗記を推奨しています。

民法などが代表例ですが、丸暗記は、ある意味最終手段だと考えています。
法令上の制限なども、①②で対応できる部分がほとんどです。
僕の講義では、あらかじめ、生徒さん全員に共通して暗記で対処する知識を数ヵ所だけ指摘しています。

それプラス、各個人の判断で、夏以降の時期に暗記で対処する項目を絞ってもらっています。
「できるだけ理解すること」は重要ですが、各個人それぞれ不得意な分野はあるわけで、苦手な所は、丸暗記して対処するのが効率的であると考えているからです。

ただし、大前提となることがあります。
丸暗記で対応するにせよ、少なくともその問題がどの科目のどの項目のことを問うているのかは理解しなければなりません。
そして、暗記した図表などを正確に当てはめる作業ができなければ、得点はできないことになります。

また、実務的に見ても、丸暗記で合格された方は、「重要事項の説明」が事実上できない方がほとんどです。

事実上と書いたのは、勉強不足のため、お客さんに対して嘘の説明をしてしまっている取引主任者が多いからです。
最近は事前に知識を仕入れてくる勉強熱心なお客さんも多く、信用を失ってトラブルになるケースも多いのが業界の実情です。

嘘の説明をしてしまう理由は、明らかです。受験時に体系的に頭に整理せずに、丸暗記で知識を詰め込む学習をした弊害です。

こう言った反射的に勘を頼りに解答するようなやり方でも運の良い方は合格されますが、確実に合格するための手法としては、やっぱりおススメできないということになります。

もちろん、「試験に合格してから勉強すれば良い」との考え方もあるようですが、仮に、「丸暗記」で合格することが簡単にできて、「できるだけ理解すること」がすごく大変な事であれば、たしかに一理あるとも言えます。

しかし、実際には「できるだけ理解して、知識として定着させること」、その結果、「丸暗記で対応する項目を減らしていく」勉強法を選択したほうが、効率よく確実に合格することも出来て、私的には、おススメしたくなるわけです。

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2006年3月10日 (金)

丸暗記は本試験でも実務でも役に立たないものが多い! その1

丸暗記ほど勉強していて面白くないものはありませんし、丸暗記で対応できる本試験問題は、本当のところ少ないです。
問題文を読んで、何を問われているのか理解できなければ、暗記用に作成された図表を丸暗記しても役に立ちようがないからです。

では、どうすれば確実に合格点を取れるようになるかと言えば、
まず第一に、とにかく「理解」しようとすることです。
「丸暗記」も「理解」も「記憶」という言葉を使えば、覚えるという点では同じ事になるのかも知れませんが、必要とされる脳のメモリーもちがってきます。
限られた脳のメモリーを有効に活用し、「効率よく学習する」ためにも、できるだけ理解して対応し、最終的に丸暗記していく箇所を減らしていく作業が重要になります。

実は、この考え方は僕のオリジナルなものではありません。
少なくとも法律系の資格試験対策としてはスタンダードな考え方です。
何故か宅建試験だけが、実際には合格できる可能性が極端に低い「丸暗記」という手法が、「楽に合格できる方法?」としてもてはやされています。

また、「理解する」という言葉を使ってはいるものの、その実態は、受け手が理解できるだけの解説もない参考書や講座が多いのも現実です。
初学者に対してのセールストークとしては、これ以上のものはないのでしょうが、肝心の”合格”という結果が期待薄なのであれば、私としては、受講生におススメする訳にはいかないのです。

「丸暗記で対応する項目を減らしていく」作業が重要と書きましたが、書店に並んでいる市販本などを拝見していると、とにかく丸暗記のオンパレード型が多いのが実情です。
択一試験などの経験が豊富で要領の良い方や記憶力がズバ抜けて良い方などは、そういった丸暗記に頼った勉強法で合格できるのでしょうが、一般的な受験生には効率の良い方法だとはいえないのです。

本試験で問われる知識は、
①暗記しようとしなくても過去問やテキストを反復しているうちに、当たり前になってくる知識、
②理解しようと試みれば、理解することが可能な知識、
③理解するには相当な労力が必要なため、暗記で対応したほうが効率的な知識
などに分類することができます。

①~③の知識を全て「丸暗記」で対処して本試験に合格できるのであれば、それはそれで良いと思いますが、実際には、そういった勉強法で合格できている受験生は、経験上、かなりの少数派なのではないかと考えています。・・・つづく

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2006年3月 9日 (木)

知識の氾濫に溺れないで!情報処理の能力が合否を左右する その2

メリハリを付けた学習を効率的に行っていただくために、毎年受講生の本試験結果を肢単位で分析しています。

そうすると、正解率が60%を超える問題が7割あるのが通例です。
言い換えると、正解率が60%を超える問題だけで35点獲得することができるのです。

そういった意味においては、予備校等をうまく利用されることをおススメしますが、カットしたところが出題され、その結果クレームになることを恐れる予備校や講師が多く存在し、僕のように「保険を掛けない」講師は少数派であるのが現状であるのは、業界関係者としてちょっと寂しい気がします。

したがって、利用されている予備校等が、なんでもかんでも知識を追加してくるような所であれば要注意という事になります。

予備校等の選択のヒントですが、予備校が毎年発表する解答速報を参考にすると、各予備校の指導方針が読み取れることがあります。

正解率が問題ごとに大きく変動している予備校と、全体的に均一な予備校とがあります。前者の場合のテキストは結構タイトに構成されていて、後者の場合のテキストは、やたら詳しすぎたりする傾向がありますので、調べてみる価値はあると思います。

僕は、これまでに2つの大手予備校での委託講義で4種類の基本書を使って講義してきました。
もちろん、担当講義では、必要に応じてカットしたり、補足したりしてきましたが、その経験上、このような傾向が出ていることはあきらかなのです。

もちろん、詳しすぎるテキストを使用すると合格できないと言っている訳ではありませんし、タイトすぎるテキストも好ましくないのは当然です。

要は、バランスの取れているか否かの問題なのです。
本屋さんで売っている人気のある市販本も含めて、「効率よく学習して確実に合格するために」バランス良く作製されているテキストは限られているのが現状なのです。

バランス良く、そして、効率的に学習するためにもテキストや予備校の選択は、すごく大切になってくるのと同時に、情報処理の能力が合否を左右してくるのです。

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2006年3月 8日 (水)

知識の氾濫に溺れないで!情報処理の能力が合否を左右する その1

予備校を利用する受験生の場合を例にすると、本試験までの間に、受講生の方に提供される情報(知識)は、膨大な量になり<ます。

分類すると、①テキスト ②過去問集 ③答練 ④模擬試験 ⑤まとめ集などですが、①~⑤で提供される情報が全てテキストに記載されているわけではないのです。

したがって、バラバラに分散している情報を効率よく学習するためには、少し作業が必要になってきます。

具体的には、たとえばテキストに記載のない知識が②過去問集で登場した場合には、その知識をテキストに書き込んでいって、「ひとつにまとめる」作業が必要になりますし、重複している内容は、整理してひとつにまとめる作業が必要になります。

書いてあるものにまとめることができないのに、頭の中にまとめることができるハズがありません!

「過去問は完璧なのですが・・・」と言われる毎年2・3点に泣いている方が典型例なのですが、問題集を拝見させていただくと、ほとんどの場合、問題集の解説欄にマーカーがされているだけで、テキストへの書き込み(情報の一元化)等ができていないことが多いです。

要は、情報の一元化ができていないために、頭の中には知識としてインプットされてはいるものの、過去問と少し違った問われ方(アプローチ)をされるとお手上げ状態になってしまっているという事です。

この事は、複数年受験生の方に多く見られる傾向なのですが、予備校を利用されない独学の方にも同じ事が言えます。
確実に合格するためには、情報の一元化が必要不可欠となります。

また、僕が、「情報の整理」ではなく、「情報処理」という言葉を使うのには訳があります。合格するために必要でない知識をカットする(処理する)作業が必要になるからです。

①~⑤で提供される情報の全てを消化していては、相当な労力が必要になります。

ハッキリ書くと、提供された情報全てについて、まともに対応していたら、一発合格できる可能性はかなり低くなり、再受験という結果になりかねません!

宅建試験の出題範囲は他の資格試験と比較しても「かなり広い」と言えます。
効率よく確実に合格するためには、必要でない知識をカットすることにより、必要な知識のみをしっかり、メリハリを付けた学習をする事が大事です。・・・つづく

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